実際にあったコンフリクト

コンフリクト事例01

腹膜透析をされている患者さんに透析液を持って行った時のこと。患者の手指が少し不自由だったので看護師は「ダンボールを開けておきますね」と言い、ハサミを使用して開けた。
看護師は患者さんからも「ありがとう」と言われ、その場を離れ休憩に行った。
帰ってくると看護師長から「患者がめちゃくちゃ怒っている」と報告があり、その内容はハサミを使用したことにより液のパッケージが傷ついているとのことであった。看護師長からは「自分が対応したので次から気をつけるように」と言われ「透析液は患者の命そのものである」と指導も受けた。

コンフリクト事例01のイメージ
コンフリクト事例02のイメージ

コンフリクト事例02

クローン病のため絶食中の患者A氏が無断外出し、パチンコ店にいるところを休日中であった看護師が目撃した時のこと。看護師は、その場で患者様には声を掛けなかったが病棟へ連絡した。
連絡を受けた主治医は、患者A氏に対して無断外出の注意をしたが、A氏は告げ口をされたと感じ、看護師に対して嫌悪の感情を表すようになった。
その1週間後、外出許可を得た患者A氏が帰院後に揚げ物のコロッケを食べているところを看護師が発見した。患者A氏は症状の悪化もあり再度、外出禁止となった。それにより看護師と患者A氏の関係もさらに悪化し看護師が症状を聞いても患者A氏は「さあ、知らん」と教えてくれなくなった。

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